☆ Asteryskar ☆

☆Asteryskar Tweetlog

20250731ツイートlogより抜粋
〈フラジールの森〉の異変

○2025-07-31 14:31

日が経ってしまったのでスレッド立て直し。
考察とキャラツイが混ざりすぎ。

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息を吸い込みすぎた

○2025-07-31 14:36

「森到着ふわん)」
「…zzz」
「首伸)シド、そろそろ起きてくださいませっ」
「目ぱち)はっ」
「おはようございます、シド」
「上体起)悪りい、やっぱ寝てたか…っ」
「!」
「胸許強抑)…ってぇ」
「左眼ぱち)シド」
「息浅)…大丈夫、呼吸の仕方、忘れてた、だけだから」
「仕方ですか?」

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○2025-07-31 14:36

「胸許摩)そそ。息吸うときに工夫してっと、痛みが薄れるみたいでさ」
「そうなのですね」
「胸許ぽんぽん)ちっと待ってくれ…もう少し落ち着いてからさ」
「胸許じー)」
「どした?」
「その呼吸法を為されているシドの中を覗かせていただいても?」
「呆)…あぁ、いいぜ?」
「左眼きゅるん)」

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イヴの〔雷角〕は長くてさ

○2025-07-31 14:48

「胸許抑乍反)」
「御手元はどうか下ろしていただいて」
「手離)おう」
「では、拝見させていただきます(シド胸許顔突込」
「(…これ、角が刺さりそうなんだよなー)」
『如何です?』
「いや、それむしろ俺が聞きてえよ?」
「顔抜考込)」
「困笑)その様子じゃ、見た目じゃ判らねえみてえだな」

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○2025-07-31 14:49

唐突に始めましたが、このあと僕の余裕ない時間あるじゃん…
やれるとこまでやります。

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いざ、親友の元へ

○2025-07-31 14:59

「そうなのですよ」
「体勢戻息浅)」
「済みません、御手を煩わせました」
「胸許摩)いいよ。それより」
「視線森見)」
「森見)こっちも見た目、なんもなさそうだけどな」
「ですが、わたくしの水蒸気を浸食するほどの〈瘴気〉が蔓延しておりまして…」
「立)」
「シド」
「にか)大丈夫だって」

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○2025-07-31 15:23※修正有り

「フラジールを、宜しくお願い致します」
「おう」
「にこ)」
「一応、喉も守っか(髪留外」
「御用意しましょうか?」
「口許覆)いや、いいよ」
「じー)」
「ゴーグル着)うし。行ってくっか」
「お気を付けて」
「おう(手振飛降」

「シド森中見届)」
「…フラジール、一体どうされたのです?」

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○2025-07-31 15:23

んー。
「喉も守るか」→「喉も守っか」のほうがシドらしいか…
まぁ、どうするかはサイトに持ち込みます。
※「守っか」にしました。修正済み。

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仄暗い〈フラジールの森〉

○2025-07-31 16:34

-—-未明・〈フラジールの森〉-—-

「自由落下)」
「大樹位置確認落下)」
「樹木枝定落下)」
「落下乍枝掴)」
「反動旋回飛)よっ」
「次枝掴)」
「半旋回飛)うら」
「惰性着地ずざぁぁぁぁ)…っと」
「体勢整)よし」
「道具は…有るな」
「大樹方角鋭見)今行くからな、フラジール」
「駆)」

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○2025-07-31 16:58

「駆)」
「駆乍森中確認)」
「(…〈瘴気〉っつーか)」
「歩)」
「(…何だ?)」
「歩乍顔巻髪留触)」
「髪留外)…大丈夫か?」
「止髪留髪巻)」
「歩乍見回)」
「歩乍双子思出)あいつらの〈瘴気〉とは違う…?」
「歩乍考)」
「…いいや。先にあいつだ」
「駆)」

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このときはまだ、その未来のことなど

○2025-07-31 17:06

-—-未明・〈フラジールの森〉円形広場-—-

「森中駆)」
「森抜)!」
「駆寄)フラジール!」
「大樹幹肩がし)おい、しっかりしろ!」
「大樹顔幹覗込)…フラジール?」

「掠声)…ぃど?」
「ほっ)おう」
「掠声)ぁ…は、ど…ぃたんだい?」
「迫真)どうしたも何も、お前がどうしたんだよ」

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○2025-07-31 17:11

「掠声)ぼぅ…?」
「…若しや水が足りてねえのか?」
「掠声)ぃぁ…」
「なぁ、お前がどうしてそうなってんのか分かんねえけどさ、イヴがお前の森に入れねえんだよ」
「掠声)…ぅ」
「俺にはまだ感じられねえ〈瘴気〉がお前の森に充満してて、イヴがお前の元へ降りられねえって」
「掠声)…は」

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○2025-07-31 17:24

「お前がそんなんでどうすんだよ」
「……」
「緩眼)親爺さんや姐さんのことはさ…確かにとても辛いだろうけどよ…」
「……」
「困笑)お前がそんなんなってる間に、俺がイヴの〔隣〕、奪っちまうぞ?」
「掠声)…ぁ、は」
「にか)…まだ笑えんなら、大丈夫だな」
「掠声)ぃど」
「微笑)何だよ」

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○2025-07-31 17:48

「掠声)ぃぅに」
「おう」
「葉差出)ぉれを」
「葉受取)お前の葉っぱ?」
「掠声)ゎぁぃて」
「保管小筒開葉容)判った。渡しとく」
「掠声)ぁぃ…と…」
「保管小筒蔵)礼はお前が元に戻ってから言えよ」
「掠声)ぁ…は」
「ひとまず、大丈夫か?」
「頷)」
「なら、俺も一度、戻っからよ」

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○2025-07-31 20:34

「頷)」
「保管筒ぽんぽん)イヴにこれ渡したら、すぐに戻ってくっから」
「振)」
「はっ)…フラジール?」
「掠声)ぃぅ…ぃとぃ……ぃぁぃで…ぁ…て」
「大樹見)」
「掠声)ぉ…ぁぃ」
「優眼)判った。あいつの傍に居る」
「掠声)ぁぃ…と…」
「幹肩ばん)しっかりしろよ」
「掠声)ぁは…」

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○2025-07-31 20:46

「幹肩離)じゃあ、行くからな」
「頷)」
「立止)フラジール」
「振)」
「迫眼)イヴを独りにしたら、タダじゃおかねえからな」
「掠声)ぉたぁぃぁ…だょ」
「緩眼)…腐んなよ」
「微笑)」
「背向駆去)」

「掠声)…ぃど」
「掠声)ぃぅ……たぉぅょ…」
「節穴蜜溢)」

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住む世界が違っていたと知ってからは

○2025-07-31 20:59

-—-未明・〈フラジールの森〉-—-

「駆)」
「駆悔眼)お前らはよ…ほんと」
「駆)俺の知らねえとこでよ…」
「駆悔顔)俺だってイヴの〔隣〕になれんならやってんだよ…」
「駆)」
「駆)俺は」
「急立止)…俺は、イヴに造られたんだからよ」
「青褪)」
「胸許強抑)てぇ…」
「胸許摩)『畜生』…」

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『煌』

○2025-07-31 22:56

俯くシドの足元に光が走る。
顔を上げると、深い森の微かな隙間から光が漏れ、眩く輝いている。
「夜明け、か」
呼吸を整え、光の元へ歩き出す。すると、シドの視界が思う以上に煌めき立つ。
「何だ、これ」
煌めきは、光へと視線を放ると観察できた。徐ろに手を伸ばすが、特に掴めるものはない。

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○2025-07-31 23:03

駆け出すと、シドの動きに合わせて煌めきが浮ついた。まるで朝露を視界に纏うような光景がしばらく続く。
まもなく、深い森を抜けて〈森の轍〉へと出る。
南に向かって駆け抜ける。〔深緑区域〕から抜けさせすれば、雲の同僚が見つけてくれる。
「待ってろよ、イヴ」
シドの駆ける速度が上がる。

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○2025-07-31 23:20

視界の奥に光の壁が見え始めた。〈森の轍〉の南の出口。大地をより蹴り出して駆け抜けると、眩い旭光の走る海岸線が煌めきを以て出迎えてくれた。
『シド!』
直後、中性的なあぶく声が空から名前を呼ぶ。
「イヴ!」
振り返りざまに速度を落とし、惰性で大地を滑るように止まる。

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報告要らず

○2025-07-31 23:25

「ふわん)お疲れ様です、シド」
「おう、待たせたな」
「フラジールの御様子は、何とか問題なさそうですね」
「ん? 何で判るんだ?」
「ふふっ。シドの体内に居たみたいですよっ」
「え…あ(気付」
「水塊ふよん)」
「ヴィッダー! そういや俺の髪に入りっぱなしだったか!」
「水塊ぷるん)」

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○2025-07-31 23:30

「雫見掌ぱん)いや、悪りかった! 大丈夫だったか?」
「森に入る前に、シドの体内へ潜り込んだようですねっ」
「ああ、なるほど?」
「ヴィッダーの視界はしばらく綿雲ばかりでしたが、フラジールとお会いになられた際、少しだけ視界を外に向けられたようで」
「微笑)そっか」
「水塊ぽよん)」

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○2025-07-31 23:36

「雫撫)よく堪えたなー」
「水塊ぷるぷる)」
「はは。ありがとな」
「御陰様でフラジールの御様子を拝見出来たので助かりました。シド、ヴィッダー、有難うございます(御辞儀」
「水塊ぽわん)」
「気にすんなよ、イヴ。あ、そだ(懐がさごそ」
「どうされました?」
「フラジールから預かり物ん」

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○2025-07-31 23:41

「フラジールから?」
「保管筒取)これな」
「これは…フラジールの〈五角葉〉ですか?」
「お前に渡してくれって、酷い声枯れでさ」
「御声が枯れていたのです?」
「あ、そっか。音までは聴こえてねーのか」
「わたくしの子どもたちの視界は映像のみの共有ですので」
「そうだったな」
「はいっ」

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○2025-07-31 23:45

「保管筒差出)とりあえず、コレごと渡しとくよ」
「保管筒受取)ありがとうございますっ」
「五角葉指先)筒はそいつの解析が終わったらで良いからさ」
「かしこまりましたっ」
「よし…ん?(思付」
「御次はどうされました?」
「あー、ちっとな」
「?」
「雫見)ヴィッダー」
「水塊ぷるん)」

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『煌』の正体の行方

○2025-07-31 23:49

「指呼)もっかい、俺の中に入ってみてくれっか? 森の中にいたときみたいにさ」
「水塊ぽよよん)」
「何かあったのです?」
「立位置変)ちっと確認な」
「確認」
「旭光見)…あー。判った」
「?」
「ヴィッダー、もういいぜ」
「水塊ぷるるん)」
「はは。さっきのはヴィッダーの仕業か」
「?」

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○2025-07-31 23:53

「微笑)いやさ、森で夜明けの光を浴びた時に、ヤケに目の前が煌めいてるなーって思ってさ」
「はぁ」
「きっと、ヴィッダーの水分が俺の視界に作用してたのかもな」
「首傾)そう、なのです?」
「そうだろ? きっとヴィッダーが俺の内側から」
「それは、まず有り得ませんね」
「驚)おっ?」

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貴方の頭部も真白の面

○2025-07-31 23:58

「シドの頭部の御造りは、わたくしの綿雲ではありませんので」
「え」
「不翔鳥さまを除く全ての〈器〉の頭部には、フラジールが御造りした〔成果物〕を充てておりましてっ」
「せ、せいか?」
「首指差)シドの頭部も、そこだけはフラジールのものでございますっ」
「驚)そ、そうなのか…」

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○2025-08-01 0:03

「なので、〔診察〕で頭部を診る段取りは少々手こずるのです」
「気付)あ。一応、中は覗けんのか」
「ごく一部となりますが」
「腕組)へー」
「ちなみに、先日のシドの〔診察〕は、頭部を覗いてはおりませんよっ」
「考)…まあ、時間がかかるんならそうだよな」
「気付)はっ」
「眼ぱち)おっ?」

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お前はそーゆーやつだよなー

○2025-08-01 0:10

「左眼にきょろきょろ)わたくし、不翔鳥さまへ頭部〔診察〕の御披露をすっかり忘れておりましたっ」
「呆)…おう」
「左眼きゅるん)不翔鳥さま御出立の折、わたくしの大仕事を見て戴く絶好の機会でしたのにっ」
「棒)あーそだな」
「左眼うるん)はぁ…不翔鳥さま、わたくし寂しゅうございます…」

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sleep mode

○2025-08-01 0:15

「大欠伸)」
「シド」
「ああ、悪りい。ちっと眠気がさ…」
「…御珍しいですね?」
「胸許摩)多分、まだ疲れてんだろうさ」
「お送りしましょうか?」
「あー、そだな。頼むわ」
「かしこまりました。それでは、わたくしの」
「あ」
「?」
「俺、〈瘴気〉は大丈夫か?」

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○2025-08-01 0:16

「大丈夫ですよ。ヴィッダーが入り込んでおりますのでっ」
「…あ、そっか」
「ふふっ。随分と御眠いようですねっ」
「ふら)はは…そう、みたいだ」
「!(抱止」
「微睡)イヴ…」
「考)…〈コア〉の疲弊、でしょうか」
「意識堕)」
「にこ)…おやすみなさいませ、シド」
「…zzz」
「ふふっ」

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○2025-08-01 0:24

シドの〈コア〉の『疲弊』とか『劣化』について昔言及したことがあるんですが、多分、文字媒体に残してないんですよ(脳内考察だった記憶
近々やりますかね…思い出せる範囲で。

ということで、シドも寝ましたしキリも良いのでこれにてお疲れ様でした。

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〈ゆめ〉を切られたシドの話へ続く