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20181220ツイートより抜粋
〈大極夜〉回想3

○2018-12-20 10:02

〈光〉の声は人々の記憶を蘇らせる。
なんでだろうね。
再生の力じゃないかな。
この星の人々は皆作り物だから。
命は皆、太陽から分けてもらったんだって。
陽の光がないと、皆生きていられないんだ。

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○2018-12-20 10:08

雲『……』
雲『……』
国長『イヴ』
雲『!』
国長『貴様、雲の身体が凍り付いて動けぬのか』
雲『はい…あまりにも長く留まっておりました故…』
国長『ちら)…シドは』
雲『…もう動きません』
国長『そうか…看取ったのか』
雲『……』
国長『…先ず、貴様を動けるようにせねばのぉ』

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○2018-12-20 10:11

この話の続きですね。
惑星フラジールが一度滅んだ後の僅かな時間の話。

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○2018-12-20 11:06

国長『どうじゃ、少しは』
雲『そんな早くは暖まりませんよ』
国長『それもそうじゃな』
雲『ですが…とても暖かく感じます』
国長『そうか』
雲『お寒くはありませんか?』
国長『なんのこれしき。寒さには強い身体じゃからのぉ』
雲『そうでしたね。貴方様の御生れも、このような寒冷地でしたから』

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○2018-12-20 11:20

国長『はて…ワシが貴様と出会ったのは、確かワシの居城のある山だったはずじゃが?』
雲『……』
国長『……』
雲『…(目逸』
国長『イヴ』
雲『はい』
国長『ちょうど良い機会じゃ。日和のことも含め、この状況と住人や貴様等のこと、全て話せ』
雲『…かしこまりました』
国長『……』

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○2018-12-20 12:15

国長『…そういうことか』
雲『……』
国長『ようやく合点がいったわ。貴様等、そのように暗躍しておったのじゃな』
雲『…申し訳ございません』
国長『よいよい。過ぎたことは仕方なかろう』
雲『……』
国長『じゃがこれからは、ワシにも包み隠さず話せよ』
雲『…かしこまりした』

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○2018-12-20 12:26

国長『で、シドはどうなる?』
雲『〈光〉がお目覚めにならない限り、今は命を吹き込むことは出来かねます。ですが、〈月齢二.七五〉の元へお運びすれば、元の姿に戻すことは出来ます』
国長『ふむ』
雲『一度手直しをしなくてはなりません…飛行船は大破しておりますので』

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○2018-12-20 12:26

国長『遠目)確かに、あれはもう飛べんのぉ』
雲『外身だけを作り変えますので、シドだ(飛行船の中身)けお運び致しましょう』
国長『じゃが、どちらにしろ…こう…するんじゃろ?』
雲『はい。首を切り離しませんと、手直しの仕様がありませんので』
国長『…あまり聴きたくない言葉じゃな』

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○2018-12-20 12:45

雲『ですが、それが手直しする唯一の方法ですので』
国長『きっぱり言うのぉ貴様…例えばな』
雲『はい』
国長『これがワシならどうした?』
雲『…?』
国長『もしワシが、シドのように動かなくなった場合は』
雲『実際そのようにはなっておりませんが』
国長『例えの話をしておる…想像せい』

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○2018-12-20 12:49

国長『ワシも貴様に作られた身であるのじゃろう』
雲『はい』
国長『…ワシの首も切るか?』
雲『嫌です』
国長『即答か』
雲『切る意味がありませんので』
国長『じゃから例えの話をしておるでな…ワシが仮に事切れたとして、作り直すために首を切るかと言っておる』
雲『……』
国長『…どうじゃ?』

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○2018-12-20 12:53

雲『……』
国長『…躊躇うか』
雲『…はい』
国長『ふむ…』
雲『…ぺぺは、わたくしが殺したようなものなのです。わたくし、そんな…それを繰り返すなど嫌ですから…貴方様が命尽きないように…お作りしたのです』
国長『…そう言うておったな』
雲『わたくしは…嫌です、また、そんな…そんな…』

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○2018-12-20 13:21

国長『…ふむ』
雲『ぺぺさま…』
国長『その名で呼ぶのは構わんが…城や皆の前では呼ぶなよ』
雲『…はい』
国長『…貴様、動けるようになったのぉ』
雲『そういえば』
国長『では、彼奴らの元へ』
雲『いえ…その前に』
国長『?』
雲『フラジールの元へ行かせてくださいませ』
国長『ふむ』

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○2018-12-20 13:42

雲『…わたくし』
国長『ん?』
雲『また、貴方様をそう呼べる日が来るとはつゆにも思いませんでした(嬉』
国長『ワシもまさかあのように呼ばれるとは思っておらんかったわ』
雲『ぺぺさま』
国長『うむ』
雲『ぺぺさま(喜』
国長『……』
雲『ぺぺさ』
国長『あーもう良いわ! 何度も呼ぶでない!』

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