☆ Asteryskar ☆

☆Asteryskar Tweetlog

20250804ツイートlogより抜粋
三度の飯より空に居たい

○2025-08-04 7:24

今気が付いたけど、シドの頭部、中身くり抜かれてることイヴ忘れてない?
忘れてたのは僕なんだけど。

くり抜かれてないと元ネタに沿わないんですよ。

なので、その部分はネタにします。
イヴはわりと物忘れとか記憶違いとかあるので。

○2025-08-04 7:26

ということで、今回はこの話の後からやります。
はらへりんぐシドが城で飯を食う話やろう。

さっきの場面の続きから

○2025-08-04 20:32

「ふわん)それではわたくし、シドを連れて城へ戻ります」
「じゃ、ありがとなミスター」
「お疲れ様です」

『緩立)とりあえず外までは歩くさ』
『いけませんシド。先程も立ち上がった途端に膝から崩れましたでは』
『リキ入んなかっただけだって…歩ける歩ける(ふら』
「二人見)…なんてお人だ」

景色を見たあたりから連絡忘れてる

○2025-08-04 20:38

-—-旭光・〈摩天楼〉天辺-—-

「扉開)」
「遅歩)ありがとな、イヴ」
「さぁ、わたくしの雲にお乗りくださいませ」
「困笑)いや…ここまで来てんのに飛ばねえのもったいねえ」
「すん)シド貴方、この場に及んで飛び降りる気ですか」
「乾笑)おう」
「いけません!」
「はは、イヴのカミナリだ」

○2025-08-04 20:44

「当たり前です、貴方の御身体が地面の衝突に耐えられませんでしょう?」
「にか)やってみなきゃわかんねーし、衝突する前に受け止めてくれよ」
「わたくし頼みですかっ」
「扉掴脚曲)ったりめーだろ? 折角ここにお前も居んだからさ」
「だからって」
「とりあえずやってみよーぜ!(扉突放跳」

今思えば、これが彼なりのエスコート

○2025-08-04 20:50

「!」
『堕遠去)うら、早く来いよイヴー!』
「ぶわっ)シド! 貴方ってひとは!」
『堕)ははは! なんか言ったかー?』
「空滑)お待ちくださいませっ!」
『体勢整速度調整)やっぱ朝の全景は綺麗だよなー!』
「空滑速度出)その体勢は速度が上がりますよっ!」
『腕脚広)よっと』

○2025-08-04 20:57

「はっ(シド追越」
「おっ?」
「速度緩)追い越してしまいましたっ」
「雲手掴)ははっ! 追いついてくれてありがとなっ!」
「然し乍ら、この速度を急に御止めしますと、シドの御身体に御負担が」
「イヴ! 俺の手を離さねえまま今すぐ止まれ!」
「はい?」
「いいから!」
「はいっ(急止」

上昇気流に乗ってー

○2025-08-04 21:04

「脚天振上)よっ!」
「はっ(引摺上」
「雲手握空急上昇)離すなよー!」
「それならわたくしもっ!(気流生成」
「手繋)はは! お前の上昇気流だな!」
「手掴)ふふっ。わたくしを起点に上昇なさるとは、流石シドですねっ」
「そんままお前の速度で持ち上げてくれっ!」
「かしこまりましたっ」

○2025-08-04 21:11

「手繋上昇気流乗目閉)…あぁ、良い風だ」
「そうですかっ」
「俺に揚力があんなら、もっと高く飛びてえ」
「…御造りしましょうか?」
「いや、いい」
「シド…」
「目開)俺はこのからだに翼が欲しいわけじゃねえ。このからだのまま、空に居たい」
「左眼きゅるん)」
「俺の翼は、あの船だけだ」

純粋な気持ちで待ち続けてる

○2025-08-04 21:20

「空飛ぶ船は…」
「にか)また、作ってくれるんだろ? 今度は、姐さんのちからが無くても」
「…思う以上に構造が複雑でして、わたくしだけでは」
「優眼)俺も、手伝えっか?」
「は…」
「〔青写真〕が有んなら俺も一緒に読んでやるよ」
「シド…」
「青褪)だから…」
「手指抜)!」
「吹飛)」

空と躍る、悠久の風

○2025-08-04 21:26

上昇気流で吹き上がった衛士の体躯が力なくもんどりうつ。捥がれかけた翼のような腕が大空を撫でる頃、気流から離れて速度の落ち始めたところで綿雲が渡る。
「シド!」
衛士を抱き留めた雲が水あぶくで叫ぶ。
「…はは。ちっと、無理しすぎた」
「全く…貴方ってひとは」
「でも…良い風だった…」

○2025-08-04 21:33

衛士は青褪めた顔色で笑むと、そのまま目を閉じてまもなく安らかな寝息を立て始めた。
雲は衛士を抱き、旭光の伸びる光景に滞空する。
「…御身体は、いつまでも覚えておいででしょうか」
陽の昇る向こう側の海と浮島を見霽す。
「飛行士だった貴方を、争いごとに巻き込んだのは…」
雲の瞳が煌めく。

○2025-08-04 21:36

「わたくしの、間違いだったかもしれませんね…」
綿雲ごと、衛士を抱き締める。
「貴方はただ……空を、取り戻したかっただけですのにね……」
旭光の中に、雨の雫がきらきらと降り落ちていく。

○2025-08-04 21:37

意図しない話になりましたがこれはこれで良かったかな…

シドの飯の話はやりたいので今度やります、お疲れ様ー!

○2025-08-04 22:39

はっ。
結局ヘイズビートに連絡出来てないのでは…

まぁ、シドも余裕なかったってことで…(僕が忘れただけですごめんご

○2025-08-05 10:33

人間で言う『脳』にあたるものがぬいぐるみたちにも有って、そのおかげで彼らは物事を感じたり、感情があったり、痛みを感じたりする。
どうして生物と同じ機構を持たないものが『脳』が無いために何も考えない感じないなんて言えるのだろう。

場所が、形が、異なるだけだ。

○2025-08-05 10:40

シドが痛みを感じた場所は〈コア〉だけど。
彼の〈意識〉はいったいどこに在るのだろうね。

○2025-08-05 12:48-52

新しいほうの『Asteryskar』に向けて設定の調整はしたい。
だから、今の物語でのシドの話は、今回限りで終わりにする予定…

積みたい話はあるけど、これまでのものを礎にして新しくしたいので。
いい加減ね、もう少し詰めたいものがあるんですよ…

今の物語での→『機械惑星編』の話です。
現行でやってる小説は書き切ります。
シドは、前線に立つには心が真白くてね。
あと、居なくなってしまった人たちが増えてきて、心がもたなくなってる…そんな気がする。

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次話へ続く