☆ Asteryskar ☆
☆Asteryskar Tweetlog
20250802ツイートlogより抜粋
〔ゆめ〕の〔修復〕が完了したシドの話
○2025-08-02 5:33
〈ゆめ〉の〔修復〕が完了したシドの話。 僕もこれどーなるんだ? って思ってましたが、どうにかなって良かった。 治ってくれないとあとの物語に響くので…ね。 ねぇ。
夜明けの月
○2025-08-02 6:26
「左眼閉)」 「…zzz」 『月明射)』 「左眼開)…〈月齢27.2〉?」 「顔出)あ、起こしましたか」 「いえ、元より起きておりましたっ」 「浮寄)そうですか」 「…zzz」 「まだ目覚めませんか」 「そうですねっ」 「足許こつこつ)もうすぐ夜明けになります」 「ややっ、もうそのような刻限ですか」
結局、丸一日目醒めなかった
○2025-08-02 7:12
「腰掛)シドさんは、いつからお眠りですか」 「先日の夜明け頃からですねっ」 「なるほど」 「フラジールの御様子を確認してくださいましてっ」 「マスターの?」 「はいっ」 「マスターは…先代達が逝かれてから、まだ」 「…はい。わたくし、とうとう〈フラジールの森〉に立ち入れなくなりまして」
○2025-08-02 7:21
「立ち入れない? イヴが?」 「わたくしが立ち入れないとは、これまでも無く…初めての経験です」 「…でも、シドさんは問題無かったのか」 「〈森〉に入る際には防毒代わりにしてました髪留めも元に戻しておりましたし、ヴィッダーも体内では無事でしたので、〔呼吸〕をする分には問題無いのかと」
○2025-08-02 7:34
「考込)」 「フラジールはどうされたのでしょう…つい先日まで、それでもいつもの笑みを浮かべて佇んでおりましたのに」 「今度、私もマスターへ会いに行ってみます」 「御暇は取れそうです?」 「判りません…あいつの癇癪が私の体を割るので、隙を窺わないと」 「例えば、〈光〉が御眠りの間は」
先代たちとの力の差
○2025-08-02 7:41
「多分、行けます。ノヴィに〈ゆめ〉を分けて貰えば、きっと」 「それでは、御助力戴きましょうか。〈月齢27.2〉が赴けるなら、ひと安心です」 「…きっと、私とあいつの力が足りないから、ですよね」 「〈月齢27.2〉?」 「あいつの〔軌道〕と私の〔暦〕になってから、この星の巡りは滞ってます」
○2025-08-02 7:52
「…わたくしには、御力が足りないなどと感じたことはありませんが」 「イヴは今、飛沫達共々二代目と〔盟約〕を取り交わし直した後だから、力の弱さを感じにくいんじゃないかな…?」 「そうでしょうか?」 「二代目には、私達の力はちょうど良いらしくて」 「ちょうど良い?」 「先代達の御力は…」
長い〔ゆめ〕からの目醒め
○2025-08-02 8:31
「…(息吐」 「はっ」 「衛士見)シドさん?」 「薄目開)…そこに居るのは、イヴと、ミスター、か」 「左眼きゅるん)シド」 「目開見上)…はは。また俺、お前に膝枕されてんのか」 「左眼うるん)貴方を、固い臥榻へ横たわらせるわけにはいきませんでしたので」 「目閉)そっか…」 「雫ぽろ)」
○2025-08-02 9:04
「目開)…泣くなよ」 「左眼きゅるん)」 「はは…泣かせたのは、俺か」 「左眼うるん)」 「お前もすっかり、泣きべそ雨雲になっちまったよな…」 「雲紅染)はっ」 「目閉)お前の泣きべそは塩っ辛くてよ…」 「な、何を」 「前にうっかり飛び込んだ海みたいな味がすんだよ…」 「海の、味…」
○2025-08-02 9:08
「そ…それも、優しい海の味だ…嫌いじゃねえ」 「シド…」 「目開)俺は居なくならねーよ…」 「はっ)」 「緩にか)だから、泣くのは無しな…」 「にこ)…かしこまりました」 「目閉)」 「シドさん」 「目開)ミスター…若は…」 「あいつは、ノヴィの〈ゆめ〉で眠ってますよ」 「目閉)そっか…」
〔ゆめ〕だけど、〔ゆめ〕じゃなかった!
○2025-08-02 9:34
「顔色窺)」 「そういや、さっきまで見てた〈ゆめ〉にもミスターいたな…」 「というか…」 「ん…?」 「覚えてませんか」 「目ぱち)何を…?」 「シド、貴方は先ほどまで、御目が醒めているのに醒めていないような状態になっていたのですよ」 「思出)…ああ、あれ〈ゆめ〉じゃなかったのか…?」
すーぱーちょっぷ
○2025-08-02 9:43
「シドには、どのように感じて見えていたのです?」 「薄目開)いや…なんか、楽しかった〈ゆめ〉だったんだけどさ…いきなり、超でけえ手が目の前を真っ二つにしてきて、そしたらノヴィと歌姫さんが居てさ…」 「左眼瞬)真っ二つ」 「静聴)」 「話聞いてたら、もう夜だってっからさ…」 「はい」
夜明かり視点からの疑問
○2025-08-02 9:49
「婦人の宅に居座るわけいかねーって思って、出てかなきゃなってさ…」 「にこ)シドらしいですねっ」 「でも、ノヴィが〈ゆめ〉を切ったって聴こえたからさ、聞き返して、くっつけられるっつーからもっかい寝転んでさ…」 「シドさん。寝転んだのは、ノヴィの指示ですか?」 「思出)…いや、俺の判断だな」
○2025-08-02 10:02
「考込)ノヴィの指示無く寝転んだ…」 「ミスター…?」 「いえ。後にします」 「そか」 「シドの覚えております〈ゆめ〉のその後は」 「お前が上に行ってるって聞いたから、歌姫さんの宅から出て、俺も上に行こうとしたんだ。そしたら、ヘビーから連絡が来て」 「あ、シドさん」 「何だ、ミスター」
お届けもの
○2025-08-02 10:18
「端末差出)貴方の通信端末です。通路に落ちていたと、ディ・ライトさんから」 「体起)おう。そっか、落としてたのか」 「シド、起き上がって大丈夫ですか?」 「振向)ああ。ただ、リキが入んねえ」 「あらあらあらあら」 「腹摩)腹減ってんなこれ…ずっと寝てたからかな」 「…作りましょうか?」
天辺も食糧潤沢
○2025-08-02 10:21
「若月見)いや、城に戻ればなんかあるだろ」 「そうですか」 「振向)な? イヴ」 「はいっ。備蓄庫にはまだ潤沢に」 「振返)それに、もうここには食べ物んなんてほとんどねえだろ?」 「いえ、ノヴィが滞在することが増えたので、それなりには」 「おっ?」 「なので、作ろうと思えば作れます」
○2025-08-02 10:30
「いや、そしたらそれこそノヴィのために取っといてやってくれよ」 「そう、ですか」 「俺、マジで腹減ってるときはがっつり食うからよ」 「月明煌)」 「あー…おばちゃんとこもいいな…そっち行こうかな」 「ふふっ。御元気そうで何よりですっ」 「にか)はは。ありがとな、イヴ」 「にこ)はいっ」
無理は禁物なのですよっ
○2025-08-02 10:41
「よし(立上」 「見上)」 「そうと決まれ…(ふら」 「!(綿雲広」 「手伸)シドさんっ」 「屈)…ダメだな、これ」 「シド」 「困笑)イヴ、やっぱ城で食うわ」 「はいっ。無理はなさらず」 「ははは…マジでリキ入んね」 「気を付けてください…」 「はは。ありがとな、ミスター」
防電磁波施工
○2025-08-02 12:07
「綿雲もくん)それでは、このまま戻りましょうか」 「あ、ちっと待ってくれ(端末操作」 「…あ」 「端末動作)ヘビーに詫び入れねえとさ」 「ふふっ」 「…あれ、繋がんねーな」 「月明煌)ここは電波遮断の細工が施されていますので…」 「え? そうだったか?」 「後から追加工事して頂きまして」
確か六つくらい
○2025-08-02 12:24
「へー? 何で?」 「いや…ちょっと…」 「?」 「左眼きゅるん)…はっ」 「あいつが、御隠居の電波から逃れるために、頭取に頼んで施工してもらいまして」 「考)とうど…ヘビーか」 「はい」 「雲振向)あいつ、幾つ役職持ってんだよ」 「数えましょうか?」 「手振)いや、いい」 「ふふっ」
これはイヴも目の当たりにしたことあるやつ
○2025-08-02 13:12
「振返)でもよ、何で姐さんの電波遮断しなきゃならなかったんだ、若は」 「え…」 「はっ…」 「端末振)だってよ、コレ無くたっていつでも直接やり取りできたんだろ?」 「あの…いや…」 「感覚とかも判るんならすげー便利じゃね?」 「シド…」 「おっ?」 「いえ…私の力不足なので…」 「ん?」
シドの知らない【感情】の話
○2025-08-02 13:22
「大丈夫ですっ」 「何でミスターが謝んだよ」 「俯)いえ…先代を越えられない私の不足でして…」 「首傾)何でそこで親爺さんが出てくんだ?」 「シド…」 「おっ?」 「ヘイズビートへ御連絡差し上げるのですよねっ」 「あー、そうだな…履歴の残り方から心労かけたろうから、早いとこ報せねえと」
○2025-08-02 13:26
シドが国長から純朴だって突っ込まれるのはこーゆーところです。 でもそのあたり確かに初老月に似てるかもね。